スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜


「ねぇ、美琴。あたし、あのショップに行きたいんだけど行ってもいい?」


この間、雑誌で見たカットソーに一目ボレをしたあたし。


「うん!いいよぉ~」


こんな感じで、帰宅部のあたし達はいつも2人で放課後を楽しんでいる。



───ブーッ、ブーッ…



すると突然、美琴のケータイが机の上で音を立てて震えた。


「……誰だろ?」


受信メールの内容を確認した瞬間


ケータイを手にした美琴の表情が、すぐに恋する女の子の顔に変身したのがわかった。



きっと、相手は…歩夢くんだ。



美琴に彼氏ができて嬉しい気持ちに嘘はないけど…やっぱり寂しいって思った。
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