スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜


「ではお願いします」


Tシャツをめくったまま、ヒナに軽く頭を下げてお願をいした。


「ダイちゃん…本気?」


「……ああ」


俺の返事に対して、ヒナはふぅー…と大きく深呼吸をした。


「どうやったら、ダイちゃんみたいに残るのかなぁ」


「気持ちを込めて、俺のことを大好きって想ってしてくれれば残るんじゃね?」


「……ちゃんと、そう想ってるもん」


拗ねたようにそう言うと、ヒナが俺の胸に顔を近づけてきて



─────ッ…



胸に痺れるような痛みが走った。
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