スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜

「どうかな?」


ヒナが唇を離した…その後には


「すっげぇ残ってる!」


「ホントだ。やったぁ~!」


「ヒナ、ありがと」


「どういたしまして」


前につけてくれた“証”の何十倍も



───色鮮やかな“証”



ヒナが俺の彼女だっていう勲章みたいなモノ。


それが俺の胸で堂々と輝いている。


「ヒナのも、新しくつけ直すか?」


ヒナに勲章をつけてもらったせいか、機嫌がよくなった俺。


ヒナのシャツに手をかけようとしたら──・・・


「それは、また今度でいいから!」


シャツをしっかり両手でガードされて、拒絶されてしまった。


つーか、今の拒み過ぎじゃね?
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