スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
「お前がヤダッて言っても、もう２度と離してやらないけどな」
意地悪そうな顔をして言ってやったのに。
ヒナは…すっごく嬉しそうに微笑んで
────こう言ったんだ。
「もう一生、ヒナはダイちゃんだけのモノだよっ！」
「ハハッ、お前……」
すると、ヒナが俺のＴシャツ首元を下にちょっとずらして
───ッ…
胸にチクッと感じる…甘くて幸せな痛みをくれた。
「これはヒナが一生…ダイちゃんのモノっていう“証”だからね」
どんだけ嬉しそうな顔してるんだよ。
こっちまで…つられてバカみたいに笑っちまうだろ？
「じゃ、俺も…一生、ヒナのモノっていう“証”をつけよっと」
上体を起こし、膝の上にヒナをのせて
絶対に消えることのない…永遠の“証”を刻んだ。
