スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
「あの頃、ダイちゃんが先生になったらいいなって…ホントにそう思ってたの」
「お前、昔…俺に言ったこと覚えてたんだな」
「フフッ。覚えてるよ。ダイちゃんのことは…全部ね」
「ヒナ…」
ヒナを一生…ここに閉じ込めておきたいって気持ちで強く抱き締めた。
「それとね、ダイちゃんが全部…あたしに教えてくれたの。誰かをこんなに好きになる気持ち、愛しいって想う気持ち、守りたいって気持ち。それに……」
「……ヒナ」
「人を好きになって感じる…苦しさも切なさも、ダイちゃんが全て。あたしに教えてくれたんだよ」
「…………」
「胸に感じる…気持ちの全部。ダイちゃんがはじめて…教えてくれたの」
俺が泣きたくなるような…最高の愛の告白だった。