スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
あたしがは怒ってる相手と言えば…
みんなのアイドルみたいな存在になっていて
休み時間になると一斉に女の子たちは、職員室にいるダイちゃんのところに全力疾走する。
「…あっ」
ダイちゃんが大勢の女の子の輪の中で笑ってる。
なによ、もうっ!!
あたしには近づかないように釘刺しといて!
ダイちゃんのことを無視しているはずなのに、女の子たちに囲まれているところを遠くから…時々見ていた。
その度にムカムカして…胸にズキッって激痛を感じる。
なんで…あたしは、こんな気持ちになってるの?
────こんなのイヤだ。