誠の桜に止まる蝶~沖田目線~
何処にいるの二人とも!!

私は無我夢中で駆け出す。

そして思い当たる場所へと言ってみる。

だけど、そこにはなにもなかった。

2人もいない。

蝶「夢?」

あんなにリアルな夢を私は見ただけなの?

するとズキンっと心が痛む。

違う、違う!!あれは夢なんかじゃない!!

でも、夢じゃなければ二人は?

嫌な予感が頭をよぎる。

ここは幕末。

岩を避ける機械もなければ、夜を照らす明かりもない。

でも、でも・・・

蝶「諦められない!!」

そういって私は駆け出す。

この辺の地理に詳しいのはみんなのほうだ。

屯所に帰ればだれかいるかもしれない。

そう思い私は屯所へと駆け出す。

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