誠の桜に止まる蝶~沖田目線~
沙「ごめんなさい、私は不参加で。」
いきなりの言葉に誰もが沙織の方向をみる。
原「沙織、お前もしかして怖いのか?」
沙「まさか。幽霊なんて今まで数えきれないほど見てきたわよ」
その発言よりそう言って朗らかに笑う沙織の笑顔こそ恐ろしかった。
蝶「じゃあどうして?」
沙「ごめんなさい、夜は予定があるの」
土「沙織、お前ここんとこいつも夜どこに入ってやがるんだ?」
土方さんの問いかけに沙織は楽しそうに微笑む。
沙「あら、土方さん気づいてたんだ」
土「あたりめえだ」
沙「それは、秘密」
土「なっ!」
原「俺にも言えないことなのか?」
原田さんが少し寂しそうな顔で沙織を見つめる。
そっと沙織は原田さんの頬に手を添える。
沙「別にたいしたことじゃないから。そんな顔しないで?」
まるで小さい子をあやすかのように言葉をかける。
そっと蝶が僕に耳打ちする。
蝶「沙織ね、最近よく百合を持って出かけるんだよ」
総「百合?」
蝶「うん。綺麗な百合の花」
総「そっか・・・」
いきなりの言葉に誰もが沙織の方向をみる。
原「沙織、お前もしかして怖いのか?」
沙「まさか。幽霊なんて今まで数えきれないほど見てきたわよ」
その発言よりそう言って朗らかに笑う沙織の笑顔こそ恐ろしかった。
蝶「じゃあどうして?」
沙「ごめんなさい、夜は予定があるの」
土「沙織、お前ここんとこいつも夜どこに入ってやがるんだ?」
土方さんの問いかけに沙織は楽しそうに微笑む。
沙「あら、土方さん気づいてたんだ」
土「あたりめえだ」
沙「それは、秘密」
土「なっ!」
原「俺にも言えないことなのか?」
原田さんが少し寂しそうな顔で沙織を見つめる。
そっと沙織は原田さんの頬に手を添える。
沙「別にたいしたことじゃないから。そんな顔しないで?」
まるで小さい子をあやすかのように言葉をかける。
そっと蝶が僕に耳打ちする。
蝶「沙織ね、最近よく百合を持って出かけるんだよ」
総「百合?」
蝶「うん。綺麗な百合の花」
総「そっか・・・」