誠の桜に止まる蝶~沖田目線~
蝶「でも、凛さんに頼んだってことは対価が必要ってことよね?」

沙「それなら心配いらないわ♪」

そういって刀を出し、次の瞬間長い髪の毛を一気に切る

「!!??」

凛さん以外のその場にいた人全員が声を飲む。

もう長い髪の毛はなく、肩までの長さしかなくなっていた。

沙「はい、凛さん!!これ対価です」

凛「確かに受け取ったわ。あなたの髪の毛は霊力が宿っているからね」

蝶「さ、沙織!!!!」

沙「ん?なあに?」

瑠「沙、沙織さんあなた、髪の毛・・・」

沙「大丈夫ですわ。髪の毛ならまたすぐに伸びます」

刹「だが、女性にとっては髪の毛は大切ではないのか?すまぬのう。わしらのせいで」

そういってそっと刹那様は私の髪の毛に触る。

沙「髪の毛なんかより、お二人に蝶の姿を見ていただく方がよっぽど大事です。それに、どんな私でも受け入れてくれる人がいますから」

左「あたりめえだ。どんな姿でも愛しい女の姿にはかわりねえからな」

瑠「沙織さん、ありがとう。あなたも素敵な人とめぐりあえたのね」

沙「はい!!!」

刹「本当に蝶は幸せものじゃのう。こんな素敵な友人にも恵まれておるなんて」

そういって刹那は穏やかに微笑む。
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