誠の桜に止まる蝶~沖田目線~
蝶が説明をしてみんなで短冊を書き始める。

平「願い事かあ・・・俺はなんて書こうかなあ?」

新「平助。お前は背がもっと伸びますようにだろ?」

平「新八うるせえよ!!」

総「あれ、一君はもう書いているの?」

一「うむ。

総「なんて書いたの?」

一「石田散薬をたくさんもらえますようにだ。」

土「斉藤・・・・お前どんだけ石田散薬好きなんだよ・・・原田はなんて書いてるんだ?」

原「ん?あ、いや俺はこういうの書くの苦手手でな・・・」

そう言って左之さんは苦笑いを浮かべる。

するとどこからかくすくすと笑い声が聞こえた。

土「おい、今誰か笑わなかったか?」

蝶「ひ、土方さんやめてよそういうの!!」

おびえた瞳で蝶が声を発する。

平「まさか、屯所の幽霊・・・・?」

新「でもまだ夕方だぜ?」

「誰が幽霊よあなたたち。」

そういってからりと襖があく。

蝶「あっ!!!」

原「沙織・・・・」

そこには綺麗な包みを持った沙織が立っていた。
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