誠の桜に止まる蝶~沖田目線~
門に行くと浴衣姿の蝶が立っていた。

蝶「あ、総司!!」

総「お待たせ。」

水色の浴衣に軽く髪を結いあげている蝶。

その要素は男ならだれもが目を奪われるほど整っていた。

蝶「ううん、私も今来たところだから!!でもどこにいくの?」

総「ん?それは内緒だよ。さあ、行こうか?」

そう言って僕は蝶の手を握り歩き出す。

蝶「そ、総司。手・・・・」

総「このほうが離れないで済むでしょ?それとも僕と手をつなぐの嫌だった?」

蝶「嫌じゃないけど・・・・」

総「ならこのままでいいよね?」

顔赤らめながら頷く蝶。

いつまでも初々しい反応が可愛い。

それに、手でも繋いでおかないとほかの男どもが寄ってきちゃうからね。

そんなことを考えながら歩き出した。
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