誠の桜に止まる蝶~沖田目線~
総「僕は今も十分蝶に支えられているし、助けられているよ」
蝶「ううん、そんなことないよ?総司、私はね?」
ぎゅっとしがみついて言葉を発する。
蝶「あなたの心ごと守れる女の子になりたいんだ。この怒涛の時代から、せめてあなたの心は私に守らせて?」
不意な言葉に思わず目を見張ってしまう。
蝶は僕が予想しないことを言い出す。
まあ、そんなところを全部含めて僕は蝶を愛しているんだけどね?
総「じゃあ君の心は僕に守らせてくれる?」
蝶「守ってくれるの?」
総「もちろんだよ。僕がこの世で守りたい女の子は、君だけなんだからね」
蝶「うれしい。」
少し頬を赤く染めて微笑む蝶。
その笑顔を守る役目は僕だけの役目。
そろそろ君に告げようか?
生涯、僕にその笑顔を守らせてほしいって。