誠の桜に止まる蝶~沖田目線~
蝶「もう少し、自分の体を大事にしてよね・・・・」
少し涙声の蝶。
どうして泣きそうなのだろうか?
蝶「総司、いやだよ?私をおいていかないでね。」
心配で押しつぶされそうな声。
僕は君に心配をかけるのが本当に得意みたいで
君にいつも涙ばかりを流させている気がする。
総「大丈夫。おいていかないよ。」
蝶「総司!!具合は?」
総「ちょっと悪いかな。」
蝶「無理するからだよ!!眠ってて?」
半分置きかけた体を蝶がまた寝かせる。
総「本当に、蝶は泣き虫だね。まあ、僕がいつも泣かせているんだけどね。」
そういってそっとたまっている涙をぬぐう。