誠の桜に止まる蝶~沖田目線~
総「まあね」
沙「おおかた、蝶のことでしょう?」
僕は静かに頷き、言葉を発する。
総「正直、蝶に刀を持ってもらいたくないんだ」
沙「どうして?」
総「傷ついてほしくないからだよ。できるなら、蝶には普通の女の子みたいに生きてほしいんだ。」
沙「でもその通りに蝶はいかないってわかってるでしょ?」
沙織は楽しげに言葉を発する。
総「まあね」
沙「簡単な話よ」
総「え?」
沙「あなたが蝶の生きる道を変えればいいのよ」
総「生きる道を変える・・・」
沙「そうよ。今すぐにとはいかないだろうけれど、あなたと蝶二人でお互いのためだけに生きるのもいいんじゃないかしら?」
それはつまり僕が刀を捨てるということだろう。
そんなこと、僕にできるのだろうか?
今まで刀を握ること以外に生きがいはなかった。
そんな僕に刀を捨てることなんて本当にできるのだろうか?
沙「おおかた、蝶のことでしょう?」
僕は静かに頷き、言葉を発する。
総「正直、蝶に刀を持ってもらいたくないんだ」
沙「どうして?」
総「傷ついてほしくないからだよ。できるなら、蝶には普通の女の子みたいに生きてほしいんだ。」
沙「でもその通りに蝶はいかないってわかってるでしょ?」
沙織は楽しげに言葉を発する。
総「まあね」
沙「簡単な話よ」
総「え?」
沙「あなたが蝶の生きる道を変えればいいのよ」
総「生きる道を変える・・・」
沙「そうよ。今すぐにとはいかないだろうけれど、あなたと蝶二人でお互いのためだけに生きるのもいいんじゃないかしら?」
それはつまり僕が刀を捨てるということだろう。
そんなこと、僕にできるのだろうか?
今まで刀を握ること以外に生きがいはなかった。
そんな僕に刀を捨てることなんて本当にできるのだろうか?