逢いたくて

渉を送りだしなんとなくの違和感がどんどんと大きくなりソファーに横になっていた

ふとトイレに行くと…

下着にべっとりと血がついていた…

どうしよう…

まずはと携帯を手にとり渉に連絡した

｢咲？なんかあった？｣

すぐに電話にでた渉の声も心配そうだった

｢朝から…なんかお腹に違和感があって…｣

｢うん｣

｢そしたら今出血してたの｣

｢分かった｣

｢わた…どうし…どうしよう｣

全身がふるふると震える

｢咲。出血は続いてる？何色だった？｣

｢今は…出血…してない。茶色の血…｣

｢落ち着け。出血はもしかしたら昨日内診したからかもしれない。今からなるべく急いで帰るから病院に行く支度をして横になって待ってて｣

｢早く…帰ってきて…｣

｢分かったすぐ帰る｣