逢いたくて
夕方になり私の服がクリーニングから戻ってきた

渉が玄関で受け取っているときふと庭を見た

本当にジャングルみたい…



これから私…どうしよう…


初めて仕事さぼっちゃった…どうやって辞めよう…

手続きもあるし…

引き継ぎもしなきゃならない

社長…私がいないで今日どうやってすごしたのかな…

大事な会議も入ってたのに…

仕事やめたらすぐ次を探さなきゃ

貯金があるからしばらくはいいけどなにかしてないと思い出すし…


『トントン』

渉が私の肩をたたき私は現実の世界に戻った

「ゆっくり息して。」

「へ?」

「すって~はいて~」

はじめははてなマークが頭にいっぱいになったけどその言葉の通りにした

「すって~はいて~すって~すって~すって~すって~ぶっ!吸い過ぎ」

しまった油断して言葉に乗ってしまった…
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