小悪魔なキミとのデート

「だって、せっかく赤いのが取れてしかも好きな人に取ってもらえた。だから、青いのをあたしが取って、ペアで持ちたいなって思ったんだけど・・・・。」


胸元で、キュッと兎を握り俯く。


「ぺ・・・あ?」


「恥ずかしいから・・・言いたくなかったのに・・・・。」


髪から見える、耳まで赤い小悪魔ちゃん。


「あ、あの。俺も欲しいな。取って・・・・?」


「うんっ!!」


もう、お見事!としか言いようがないですね。











< 5 / 11 >

この作品をシェア

pagetop