付き合ってるのよ?
は?
今、何か言った。
最初の方が、聞き取れなかったんだけど。
「姉さん。何やってんの?」
奥から、顔を出したのは裕人くん。
良かったぁ~~!
裕人くん気付いてくれた!
茜先輩は、顔色を変えて笑った。
「何でもないよ、裕人!」
どこが、何でもないだ!
人のこと散々、睨み付けといて!
よくそんなことを、平然と言えたもんだ。
「綾乃?」
「……へっ?」
いきなり呼ばれた名前に、顔を上げた。
「どうかした?」
あれ……?
ちょっと機嫌悪い?
少し眉間にシワがよってる。
「あ……ううん。何でもないの!!」
私は無理矢理、笑顔を作った。
今、何か言った。
最初の方が、聞き取れなかったんだけど。
「姉さん。何やってんの?」
奥から、顔を出したのは裕人くん。
良かったぁ~~!
裕人くん気付いてくれた!
茜先輩は、顔色を変えて笑った。
「何でもないよ、裕人!」
どこが、何でもないだ!
人のこと散々、睨み付けといて!
よくそんなことを、平然と言えたもんだ。
「綾乃?」
「……へっ?」
いきなり呼ばれた名前に、顔を上げた。
「どうかした?」
あれ……?
ちょっと機嫌悪い?
少し眉間にシワがよってる。
「あ……ううん。何でもないの!!」
私は無理矢理、笑顔を作った。