もう一度君に恋したい


「じゃあ代わりに、そうだな・・・
よし、高山お前解いてみろ!」






え・・・
しょ、祥太があたしの代わり?









「はい!
X=4分の5±2√3です」






「よし、正解だ」











こんなコトなら頑張って
なんでもイイからいえば良かった












「一つ言わせてもらいます」







「なんだ?高山」









「このくらいの問題、解けて当たり前です」








祥太はあたしの方を向いて
堂々とそう一言
あたしに向かって言ったのだ






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