もう一度君に恋したい



いや………


いや いや まってよ
さすがにそれは、無理でしょ……


「あ、彩乃?自分がなに言ってるかわかってる?」


「わ、わかってるわよ」


わかってるならどうして……

「い、嫌。絶対に………
2人の間にこのあたしに割ってはいれっていうの?それこそいい加減にしてよ」


「私もイヤ!美希がいないと!!」


えええええええええええ!!!!!!!
彩乃は自分がなにを言ってるのか
わかってるの!?


絶対わかってないでしょ!!

「ていうか、祥太!!
あんたはどうなのよ!!」


祥太は1人傍観者だった。
その祥太の口には飴がくわえられていた


ーーーーー!!!!!

どいっつも こいっつも!!!!!

「か、彼女でしょ!?どうにかしなさいよ!!!」

すると祥太は口にくわえていた飴を取り

一言こう言った。

「いや、付き合ってねーんだって」





…………………………………………



は………い…………?

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