カサブランカにはなれない
「1人2万、先払いで。」
私はおじさんに言った。
「・・・あっそう。じゃあ付いて来て。」
おじさんは、私たちの目は見ずにスカートや足をじろじろ見た後、
はや足で歩き出した。
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