カサブランカにはなれない

次の日の朝、私はいつものように仕事場にいき、
新聞を配る。
キヨさんのことは思い出してしまうが、
私はこれからも頑張っていけると思っていた。
新聞を配り終え、私はエレベーターで一階へ戻ると、
居室の荷物を引き取りにきたキヨさんの次男夫婦がいた。
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