名前を呼んで。


これはアタシたちが中学生のころの話

両親が離婚する前のこと



アタシ3人いつも仲良しで
いつも一緒だった
そんななか


美智瑠に相談を受けたの

「凛音…俺さ、歌音が好きだ。」
薄々気づいてた。
歌音も美智瑠のことが
好きだってことも
でもそれを認めたくなかった


―アタシも
――美智瑠が好きだったから。
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