終わらない階段





















逃げてる途中
私はようやく目を覚ますことができた


恐怖で身体が震えている


「目が覚めてよかった‥」


そう呟いた瞬間‥


「どう‥して‥た‥す‥けて」


私の身体は硬直して動かなくなった
金縛りだ。



そして部屋の天井に
夢に出てきたあの血まみれの女の人がいた













< 9 / 11 >

この作品をシェア

pagetop