【短】恋殻物語
え?ええ?もしかして……


「響市……テレてる?」


スパッと指摘すると、響市はビクッと肩を上げて、そっぽを向く。


そのホッペはまだ赤色に染まってて………私はおかしくてクスクスと笑ってしまった。


「保四、笑わないで頂きたいんですが」


「アハハ……ご、ごめん…だけど響市、カワイくて………フフフ♪」


両想いになった喜びと、響市のカワイイ場面を見れた嬉しさで、私の顔の筋肉は緩みっぱなし。


きっと端から見たら、限りなく怪しい女子中学生に見える事だろう。


でも…あーーーもう、嬉しい!


今日海来て良かったぁ!!
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