ハッピーハロウィーン★【BL】
いつの間にか腕を掴まれて身動きが取れなかった。
だから殴る代わりに精一杯睨むと、一馬の目が見開かれた。
「ちょ、っ……あーもう!」
「は?」
あーもう!と言いながら俺の肩に顔を埋める一馬。
そして深いため息。
なんだってんだ。
一馬の方を見ると、ほんのりと顔が赤くなってる。
は…?ますます分からねぇ。
すると、だしぬけに一馬が俺の方を向く。
めっちゃ顔近い。まじで近い。
ちょっと戸惑っていると、一馬がまた深いため息をついた。
「ほんとね、自覚して?涙目で睨まれてもほんと困るから。
今みたいに真っ赤な顔でキョドられても困る。なに、そんなに俺を生き地獄にしたいの?」
「はあ?」
「あのね。これでも俺、頑張って毎回毎回翔と会うたびに理性と戦ってんの。
それをことごとくぶった切ろうとして…
今度やったらもう知らなよ?」
え、と…。つまりはあれか。俺が無自覚に煽っていた、と。
俺がそう聞くと半ば呆れてる一馬は大きくうなずいた。
なんてこった。まさか自分で危機的状況を作っていたなんて。
いや、でもそんな事したつもりはないし、今だってしてるつもりまないし…
あ、だから無自覚にやってんのか。
……なんか、ちょっと一馬に申し訳なくなってきた。
「なんかごめん…一馬」
「ーーーーっ!!あぁー、もー!なんで言った傍からそんな可愛いことしてくれちゃうわけ!?」
「へ?」
よくよく見ると、一馬の顔が赤い。真っ赤と言っても過言ではない。
そんな俺を見て一馬は、もうだめだ、と呟いた。
「なんで分かんないの?俺今めっちゃ頑張ってたのに!なんでそんな見つめてきちゃうの!?
もう知らないって俺さっき言ったよな?だからな?覚悟しろよ」
「はい!?」
まてまてまて、落ち着け一馬。
頼む、これ以上近づくな。近付いてくるんじゃねぇー!!!
だから殴る代わりに精一杯睨むと、一馬の目が見開かれた。
「ちょ、っ……あーもう!」
「は?」
あーもう!と言いながら俺の肩に顔を埋める一馬。
そして深いため息。
なんだってんだ。
一馬の方を見ると、ほんのりと顔が赤くなってる。
は…?ますます分からねぇ。
すると、だしぬけに一馬が俺の方を向く。
めっちゃ顔近い。まじで近い。
ちょっと戸惑っていると、一馬がまた深いため息をついた。
「ほんとね、自覚して?涙目で睨まれてもほんと困るから。
今みたいに真っ赤な顔でキョドられても困る。なに、そんなに俺を生き地獄にしたいの?」
「はあ?」
「あのね。これでも俺、頑張って毎回毎回翔と会うたびに理性と戦ってんの。
それをことごとくぶった切ろうとして…
今度やったらもう知らなよ?」
え、と…。つまりはあれか。俺が無自覚に煽っていた、と。
俺がそう聞くと半ば呆れてる一馬は大きくうなずいた。
なんてこった。まさか自分で危機的状況を作っていたなんて。
いや、でもそんな事したつもりはないし、今だってしてるつもりまないし…
あ、だから無自覚にやってんのか。
……なんか、ちょっと一馬に申し訳なくなってきた。
「なんかごめん…一馬」
「ーーーーっ!!あぁー、もー!なんで言った傍からそんな可愛いことしてくれちゃうわけ!?」
「へ?」
よくよく見ると、一馬の顔が赤い。真っ赤と言っても過言ではない。
そんな俺を見て一馬は、もうだめだ、と呟いた。
「なんで分かんないの?俺今めっちゃ頑張ってたのに!なんでそんな見つめてきちゃうの!?
もう知らないって俺さっき言ったよな?だからな?覚悟しろよ」
「はい!?」
まてまてまて、落ち着け一馬。
頼む、これ以上近づくな。近付いてくるんじゃねぇー!!!