お花の王子さま
「いやだわ。もっと王子さまと遊んでいたいわ。一緒にいたいわ。」
そういいながら
お姫さまは泣いてしまい
ツバメは困ってしまいました。
それをみた王子さまはいいました
「ボクも君と離れたくないよ
でもツバメさんが困ってしまう
だから帰ろうか」
そういうとお姫さまがいいました
「いやだわ。だって王子さまに会えなくなってしまい忘れちゃうかもしれないから!」
すると王子さまはいいました
「ならこうすればボクの事を忘れないで寂しくもならないよ。」
王子さまは隣にあった
ピンクの可愛い花に息を軽く掛けました
「ほら、ボクがこのお花に魔法をかけたよ。このお花を見ればボクの事を思い出せるよ」
お姫さまは泣きながらいいました
「本当に?」
王子さまは笑顔でいいました
「あぁ。だからまたここで会おう。今度は10年後にここで…。」
お姫さまはえがおでいいました。「えぇ。わかったわ。またここで会いましょう」