未熟者の傷跡

とりあえず、まずは初挑戦のKraの歌詞カードから読んでみる。

何の違和感も無く、普通に読めた。

まだ聴いた事が無いバンドだからか、歌詞という言葉が、俺の脳を素通りしていく。



次は前にも紹介した、ボーカル大尊敬のShulla。

ボーカルの書く歌詞が｢人のひねくれた、でも本当は不器用なだけ｣と云う、外見からは分からないアナザーサイドまで描くのが上手くて、しかも俺はその歌詞にメチャクチャ共鳴していた。

このバンドの歌詞は期待出来る。


実際、俺は二曲目『Smoke Wall』の歌詞を読んでいる間に、少し泣きそうになった。

その後も痛くて、不器用で、でも切ない歌詞が続く。

やがて、俺は『ダメ人間』の歌詞を読み始めた。




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