6+1
日常生活
海兄の怒り
「おーい、みんなご飯ー。」
テーブルの上には、鍋。
「今日は鍋?おいしそう!!」
「今日は寒いし、天が風邪気味だからね。」
自分は会社で忙しいにもかかわらず、毎日ご飯を作る。
「だからー、今日は俺が先だって。」
「は?何言ってんの?僕に決まってるじゃん。」
「いつもそうやって年下だからって優先になると思うなよー。」
「別に思ってないから。自分だって、年上だからって偉そうにしないでよ。」
「してないから。」
珍しく、星と空が喧嘩しながらリビングにやって来た。席に座っても、まだ喧嘩してる。
「「あれー?まだ喧嘩してるー?」」
そこに、森と天がやって来た。
「ねぇ、喧嘩の原因って何?」
「「悪いのは星兄。」」
2人は声を揃えて言うと、興味がなさそうに他の話を始めた。
「まったく…少しは静かにできないのか…。」
少し遅れて、雷がやって来て、食事が始まった。