独占王子様ッ!?
「じゃあ教室戻りまーす」
始業式が終わり、担任であろう先生が指示を出す。
「ねー、トイレ行ってきてもいいのかな?」
小柄な女の子に声をかけられる。
「えー、わかんないけど、いいんじゃない?」
「.....ついて来てくれない?」
「わかったあ☆」
そうして一緒にトイレに行く事になった。
「私、望乃って言うの。望乃って呼んでねー」
「わかった。あたしは新川爽空。爽空でいいよ♪」
「はーい!」
望乃は、身長がすごく低くてとにかく可愛い。
ゆる雰」という言葉がぴったりな感じ。
よかった。
友達、できたあー。