わがまま王子の手なずけかた



た、たすかったあ〜
あたしは力が抜けて
立てそうにもない。


「あ、あのっ…
ありがとうございましたっ!」


「………。」


山下 勇介というイケメンくんは
無言で私をじっと見て
どこかへ去っていった。



ようやく寧音も落ち着きを取り戻し、


「あの人イケメンだったねー!
めっちゃ梨奏のタイプじゃない?」


「うん(笑)まーね(笑)」



「あの人、あたしたちと同じ学校だよね?
制服、明秀のだったし!
何年なんだろー?」


< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop