死神の嘲笑
へとへとの状態で丁度日付が変わる頃に帰宅した臨は、決意した。


自分が住んでいるのは、マンションの三階。

死ぬのは、怖い。

しかし、三階なら死なないだろう。

そして、怪我をして仕事を休める。



ゆっくりと、普段着に着替えた臨はベランダへ歩を進めた――。


× × ×

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