死神の嘲笑
再び帰宅すると、母は自室に篭っていたので顔を見ずに済んだ。


夜になるまで、待つ。

母も様々な人から自分を守って、自分の唯一の『味方』になって、すっかり疲れてしまったのだ。


気付けなくてごめんなさい。

そして、ありがとう。


心の中で、そっと呟いた。

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