死神の嘲笑
『この世界では、身体が汚れることも、髪がべたべたすることもありません。

従って、入浴の必要はないのです。


けれども、身体に疲労は溜まります。

そんな時は、どうぞこの部屋のベッドで、ごゆっくりお休みください』



自分が求めているものは、休養なのだ。

そう思い、梓は部屋へ入った。

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