魔物に恋をしてしまった

考えこんでたらいつの間にか放課後

どうしよう…

教室にはもう人が全然いない

「來末、私たち今日は先に帰ってるね？蘭くんと何か話があるんでしょ？」

そーだ!!菜摘たちも一緒についていてくれればいいんだ！

「…お願い！！一緒に話聞いて！」

「あの蘭くんと少しでも一緒にいられるなんて嬉しすぎるんだけど…」

菜摘がここまで言ったあと

「あたしたち、これから彼氏とデートなんだよね…」

真子が決め手の一言

「だから、ごめんね。でも、次こんな機会があったら誘ってね！蘭くんと接点あるとか もう、最高だよね♪」



「じゃあ、また明日～」

「ちょっ！待っ」

これ以上は聞かないと言うようにさっさと教室から出て行った二人


親友より彼氏ね…

女の友情って本当にハムより薄いかも…


私は これからどーしたらいいのよ！！

あっ

逃げればいいじゃん♪