キミといた。
有りと凡ゆる質問攻めの果てに待っているのは、秀才になってねとか頑張るんだよなどのあたしを期待する言葉の数々。
それが嫌だった。
それが苦しかった。
今思えば、中学の時に荒れた理由の1つだったのかもしれない。
期待されるのは嫌なことではないけれど、度を越した期待はあたし自身を苦しめるだけにしかならなかった。
苦痛だった。
だから来たくなかった。
現在のあたしは、周りの空気を読まないで物事を言ったり行動する小学6年生のときとは違う。
周りに満ちている空気――雰囲気はしっかりと感じるし行動もする。