キミといた。
あたしはついていたテレビを見ながらダラダラと朝食を食べ、身支度を整えては真っ黒になるよう服に着替えた。
全身が真っ黒に染まると悲しくなる。
寂しくて悲しい。
さよならだ、と思う。
今更だけれど、もう少し会いに来ていればよかったと思う。
亡くなってからそう思ってももうどうにもならないというのに。
馬鹿な中学生活を送ってしまったと、今こうして高校生になって思うのだ。
中学時代のあたしは暗黒歴史しかない。
あたしはさよならを告げに言った。
同時にごめんんなさいとも告げた。
あたしはまだまだどうしようもない子供だ。