キミといた。
「まぁいいや。 それより千晴、遊ぼう!」
「は…?! ってか名前…っ」
「細かいことは気にするな千晴! 俺のことも康介と呼べ!」
「はい…?!」
なんて無茶苦茶な少年なんだろうか。
あまりにも無茶苦茶すぎて少年のペースに上手いこと乗せられてしまいそうな気がする。
ここにきてあたしは考えた。
本当に同年代なのだろうかと。
ここまでくると、少年―――康介が年下にしか見えなくなってきた。
言動が子犬すぎる。
なぜこんなフレンドリーなんだ。