ゾウさんになりたかったアリさん
ムッキーは口に指を当てると 静かにコッキーの手を引くと巣の外まで つれだしました

「ヒドい話よね アリに個性があると困るなんてそんな話ないわよね
あたしはコッキーさんを応援するわ 何かあったら あたしが代わりにあなたの仕事をやってあげるから おもいっきりやりなさい ガンバってね」

ムッキーはポンと肩をたたくとウインクをして コッキーのもとを離れて行きました

ムッキーの言葉にコッキーは感動して こころが暖かくなっていき しだいに力が入っていくのを感じました
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