ゾウさんになりたかったアリさん
コッキーが花子さんの運動場まで来ると花子さんはちょうど水飲み場で水を飲んでいるところでした
コッキーは花子さんに向かって大きな声を出しました
「花子さーん
コッキーでーす
長いこと練習に来れなくてすいませんでしたー」
コッキーは精一杯大きな声を出しましたが花子さんは聞こえてない様子でした
「だめか…
でも 昔のあたしならあきらめたけど 今はあきらめるなんてなんて カッコ悪いことできないもん
花子さんがふりむくまでがんばらなきゃね」
ようし と
コッキーは気合いをこめてもう一度花子さんに向かって大声を出しました
「花子さーん
コッキーでーす
今日は花子さんにお話があって来ましたー
こっちを向いてくださーい」
二度目のコッキーの声は前よりもずっと力のこもった声でした
その力が伝わったのか ようやく花子さんは水を飲むのをやめて コッキーの声のした方を見ました
花子さんはそこに小さな友達の姿を見つけると ニッコリ笑いかけました
コッキーは花子さんに向かって大きな声を出しました
「花子さーん
コッキーでーす
長いこと練習に来れなくてすいませんでしたー」
コッキーは精一杯大きな声を出しましたが花子さんは聞こえてない様子でした
「だめか…
でも 昔のあたしならあきらめたけど 今はあきらめるなんてなんて カッコ悪いことできないもん
花子さんがふりむくまでがんばらなきゃね」
ようし と
コッキーは気合いをこめてもう一度花子さんに向かって大声を出しました
「花子さーん
コッキーでーす
今日は花子さんにお話があって来ましたー
こっちを向いてくださーい」
二度目のコッキーの声は前よりもずっと力のこもった声でした
その力が伝わったのか ようやく花子さんは水を飲むのをやめて コッキーの声のした方を見ました
花子さんはそこに小さな友達の姿を見つけると ニッコリ笑いかけました