ゾウさんになりたかったアリさん
無題
花子はコッキーのかろうじて聞きとれる声にはんのうして その方向に目をこらすと 一匹の小さなアリのすがたが目に入った
花子は大きなハナをコッキーに近づけた
「上っておいで」
花子はささやくように言った
「ありがとう」
コッキーはそういうと 花子のハナによじのぼって 花子の耳元にたどりつくともう一度 花子にたずねてみた
「花子さん どうしてあなたはそんなに人気者になってるんですか?
あたしも花子さんみたいに人気者になってみんなの喜ぶ顔がみたいんです
花子さん あたしにも曲芸を教えて下さい
ただのはたらきアリでは終わりたくないんです」
「ほっほっほ かわいいことを言うアリさんね
じゃあ 教えてあげるからガンバってやってみなさい
明日から訓練はじめるから ボールと輪なげようの輪を用意して 明日 手のあいたころにあたしに声をかけるのよ
わかった?」
「わかりました 花子さん 明日からガンバります」
そう言うとコッキーは 花子のハナからおりて巣に帰っていった
花子は大きなハナをコッキーに近づけた
「上っておいで」
花子はささやくように言った
「ありがとう」
コッキーはそういうと 花子のハナによじのぼって 花子の耳元にたどりつくともう一度 花子にたずねてみた
「花子さん どうしてあなたはそんなに人気者になってるんですか?
あたしも花子さんみたいに人気者になってみんなの喜ぶ顔がみたいんです
花子さん あたしにも曲芸を教えて下さい
ただのはたらきアリでは終わりたくないんです」
「ほっほっほ かわいいことを言うアリさんね
じゃあ 教えてあげるからガンバってやってみなさい
明日から訓練はじめるから ボールと輪なげようの輪を用意して 明日 手のあいたころにあたしに声をかけるのよ
わかった?」
「わかりました 花子さん 明日からガンバります」
そう言うとコッキーは 花子のハナからおりて巣に帰っていった