恋空

「遅刻…」

「あっ」

もう、早く言ってよ!

「行こう…」

「待って…ぎゃっ!」

どしゃんっ‼

フローリングで滑った…って!

目の前に颯太の顔が((((;゚Д゚)))))))

颯太に覆いかぶさるように

転けてしまった。

「大丈夫か?」

はうっ‼

優しい笑顔。

好きになっちゃう…って駄目!

私達は兄弟なんだからっ‼

「なんか顔赤いぞ?」

「へっ平気!!遅刻しちゃうよ!」

「本当に大丈夫か?」

「うん!」
< 2 / 4 >

この作品をシェア

pagetop