恋空
「遅刻…」
「あっ」
もう、早く言ってよ!
「行こう…」
「待って…ぎゃっ!」
どしゃんっ‼
フローリングで滑った…って!
目の前に颯太の顔が((((;゚Д゚)))))))
颯太に覆いかぶさるように
転けてしまった。
「大丈夫か?」
はうっ‼
優しい笑顔。
好きになっちゃう…って駄目!
私達は兄弟なんだからっ‼
「なんか顔赤いぞ?」
「へっ平気!!遅刻しちゃうよ!」
「本当に大丈夫か?」
「うん!」