いつも優しかったのは彼方でした。


「何?」


いつも優しい目をしてる春野くんの目が少し怖かった。


「いや…ここではやめよう?」


いくら誰もいないからってこんなとこで初めてはしたくないよ。


「誰もいないから…」


そう言うと春野くんは強引にボタンを外した。
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