『スケッチブックにサヨナラ』〜短編〜
翌日。雨が窓に打ち付ける部屋で ソファーに寝込んだまま タバコに火を付け、今までの事を思い返していた。そんな時だった。けたたましく携帯が鳴った。案の定 大介だった。
佐倉:『…はい…』
戸上:『お前、今何処だ?!』
佐倉:『…ごめん…昨日のうちに 帰って来ちゃった。』
戸上:『お前アホか?!何で 何も言わなかったんだ!』
佐倉:『大ちゃん出掛けてたし…』
戸上:『スケッチブック…見たんだな』
佐倉:『ごめんね…変な落書きみたいな事しちゃって(苦笑)』
戸上:『お前…本気なのか?』
佐倉:『…うん…ごめん…』
戸上:『俺が…夜…出掛けてたせいか?』
佐倉:『それもあるけど』
戸上:『あれは…』
佐倉:『いいの。悪のは私だから…』
戸上:『…気付いてたよな』
佐倉:『うん。いつから浮気してたの?』
戸上:『…3ヶ月前くらいから…でも、そいつには彼氏がいるし…それに…』
佐倉:『それ以上言わないで!』
無意識のうちに怒鳴ってしまった。自分が惨めでならなかったのだ。
佐倉:『あ…ごめん…』
戸上:『何で そんなに謝るんだよ…悪いのは俺なのに』
佐倉:『…ごめん…』
二人の間に しばらくの沈黙が流れた。
佐倉:『…はい…』
戸上:『お前、今何処だ?!』
佐倉:『…ごめん…昨日のうちに 帰って来ちゃった。』
戸上:『お前アホか?!何で 何も言わなかったんだ!』
佐倉:『大ちゃん出掛けてたし…』
戸上:『スケッチブック…見たんだな』
佐倉:『ごめんね…変な落書きみたいな事しちゃって(苦笑)』
戸上:『お前…本気なのか?』
佐倉:『…うん…ごめん…』
戸上:『俺が…夜…出掛けてたせいか?』
佐倉:『それもあるけど』
戸上:『あれは…』
佐倉:『いいの。悪のは私だから…』
戸上:『…気付いてたよな』
佐倉:『うん。いつから浮気してたの?』
戸上:『…3ヶ月前くらいから…でも、そいつには彼氏がいるし…それに…』
佐倉:『それ以上言わないで!』
無意識のうちに怒鳴ってしまった。自分が惨めでならなかったのだ。
佐倉:『あ…ごめん…』
戸上:『何で そんなに謝るんだよ…悪いのは俺なのに』
佐倉:『…ごめん…』
二人の間に しばらくの沈黙が流れた。