彼を拾いました。

同棲スタート






ピピピピ....


「ん~.....」




意識がもうろうとしたまま
携帯の目覚ましを止める。




眠いなぁ。
起きたくないなぁ..


もう少しだけ寝よ...


無意識に寝がえりを打った瞬間
何かにぶつかる。



「いひゃい..,」




そっと目を開けたらそこには...




「き、きゃああああ!!!」



あたしは大声を叫んだと同時に
ベッドから転落。



え!?
お、男!?
な、なんで!!



「朝からうっせーなぁ。
おはよ、麻央♪」


へ?



お、思い出した!



そうだ。
確か私は昨日...



.....夢じゃなかった。



「...ってゆうか!
何であんたがここで寝てんの!?
リビングのソファで寝るって言ったのあんたでしょ!」



「だってソファ寝れなかったんだもーん。」


なにが
寝れなかったんだもーん
じゃあほ!



「最悪!変態!スケベ!」



「大丈夫だって。
麻央が思ってるようなことはしてねーし?」



こ、こいつ...!




「それよりいいの?
目覚ましセットした時間から
随分たってるけど。」





え?



「ち、遅刻するう~!」





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