彼を拾いました。






あたしは急いで身支度をすませた





「麻央ー。俺の朝ご飯はー?」





「そんなの作ってる時間ない!」



あー!最悪。
今日の授業は絶対
受けておきたいのにー!




「あんたも学校いくんなら
鍵だけはちゃんと閉めてってよね!
じゃあ!」



「ちょっと待..」



あたしはそういって駅まで
走り出した。




間に合う?
んー、ギリギリ!



ようやく駅についた私。



「ああ!ま、まってえー!!」



...虚しく目の前で電車が
言ってしまった。



周りの人々からクスクスと
笑い声が聞こえる。



は、恥ずかしい。



あー今日は本当に朝から
ついてない。




「はぁ...」




ペシッ



「いてっ!」



誰かに後ろから頭をしばかれる。




だ、誰?








< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop