кiпG彼★PriпsеsS彼女
「そりゃ〜そうだけど……ふぅ。」
そんな感じでテンションが下がっているアタシと、テンションの高い杏奈の元に、香里奈がやってきた。
「どしたの?」
不思議そうな顔をしている香里奈。
「香里奈っ!!それがさ〜棗流のテンションが低いんだよォ。何でか知ってる?」
「え…知らないけど。………って、まさかだけど、蒼のことだったりする?」
ピクッ
アタシの耳は"蒼"という名に過剰反応してしまった。
「……。」
しかし、アタシは無言のまま。
だけど、香里奈は気づいたらしく…
.