кiпG彼★PriпsеsS彼女
「ち、違うし!!!アイツ、勝手に着いて来たんだよ。」
あ・・そう言えば・・・
『・・・いい加減帰れよ。』とか何とか言ってたような-・・・
「あっそ。そう言って、どうせあたしを騙してんじゃないの-?」
若干疑いの目で蒼に言う。
「ったく-・・疑うなよ。ホントだって。」
真剣な顔で言うけど・・
少し、信用にならない。
嘘を付いてないって保証もないし-・・
「んじゃ-さ、どうしてベッドの上なんかに居たのよ。蒼は、椅子に座ってればいいじゃん。」
ツンッと言い返すあたし。
「そ・・それは、アイツが勝手に俺を引っ張ってああなっただけであって。」
・・・それって、本当なのかな?
「嘘、絶対付いてないよね?嘘だったら、部屋に女子を連れ込んでた。って寮長に訴えるよ?」
「ああ、付いてない。てか・・俺何でここまで攻められてるんだよ。」
"はぁ-・・"と1つため息を付く蒼。
あたしも、どうしてここまで蒼に根掘り葉掘り聞いちゃったんだろう・・