кiпG彼★PriпsеsS彼女
「そんなに驚かなくてもいいじゃん^^」
ニヤリと笑う蒼。
「いや…だって……てか、教科書持ってきて何すんの?!」
蒼は英語の教科書とノートを持ってあたしの近くに来ていた。
「ん?何って…普通に、勉強教えて。ってことなんだけど…」
…はぁ!?
「いや…蒼、普通にあたしと1位、2位争ってるぐらいなんだから、教えることないじゃん!!!!」
「それは、理数系で点数取ってるからであってー…文系で特に英語が悪いからさー…だから、教えてよ♪」
「嫌だ。絶対嫌だ。」
蒼に言ったけど、蒼はあたしの言い分なんて無視して、あたしの椅子の隣に自分の椅子を置いたと同時に座って、もう準備が整っていた。