кiпG彼★PriпsеsS彼女
「んじゃ、何処が分かんないの?」
あたしは真剣な顔をして、蒼の方を向く。
「んとね・・ココ。まぢ意味不明・・」
教科書をパラパラと捲り、広げてポンッとあたしの前に置いた。
「・・・ここ?」
「うん。」
「・・・・ここってさ、超楽勝なところじゃん。」
普通に高1で習った部分なんですけど!!!!
「だってさ-・・もう、忘れちまったんだもん。」
「・・・それで良くあたしと争えるぐらいの成績取ってるよね-・・」
「さっきも言ったじゃん?理数系で点数稼いでるって^^」
そりゃ-・・あたし、理数系苦手だけど・・そこそこの点数は取ってるはず。
っま、こんなことで根掘り葉掘り聞いちゃったって無意味だから、止めよう・・
「んじゃ-、教えるね・・」